201109
Saturday
201109
Friday
高橋です。
魔女への鉄槌@21日
あの台風の中ご来場くださったお客様!
どうもありがとうございました!
僕は台風のピークを迎える17時頃に台本を書き上げ、
18時に家を出て、自転車で阿佐ヶ谷まで向かいました。
今回の台風は広範囲に日本を横切ったようですから、
この日記は国内向けに書いていますから
ほとんどの方が体験されたと思うのですが、
とにかくすごい風と雨。ね、すごかったよね。
衣装とか台本を
雨水と風から防ぐ大きなフクロつまりはゴミ袋に詰め込み、
雨ガッパだけを頼りに自転車を飛ばしました。
突風と自動車のコンボで流れる走馬灯を風景に
晴れなら15分でつける道程を40分かけて到着。
何がすごいって
台本が当日にあがった事よりも
途中からせりふが全部アドリブになった事よりも
一部の出演者すら到着できない
あの台風の中
観に来た人が20人近くもいたっていう事!
すごいよ。
そっちの方が物語だよ。
何考えてるんだよ。
しかもそのうちの一人は自転車で来てるんだよ。
すごすぎるよ。
何考えてるんだよ。
ここに来るまでのアンタがミステリーだよ。
しかも僕の主催するワークショップに必ず遅刻ドタキャンする奴が
こういう時に限って時間通りにしかも初めての場所を調べてくるんだよ。
やめろよ何考えてるんだよ。
泣いちゃうだろうが。
少しずつですが、
僕は変わりました。
以前は賞が欲しかった。
あと集客が欲しかったです。
面白いといわれるのは当たり前で、
どうしてもっと観に来ないんだ
くらいに思っていました。
今は、誰かに面と向かって面白いって言われる事が
何人の拍手より嬉しかったりします。
また一緒にやりたいって、役者がいってくれる事が、
どんな賞とるよりも嬉しかったりします。
僕は自分でも驚く位
世の中の役に立たない
ゴミよりも迷惑な
投げ終わった後のしかも
外れてしまった防犯カラーボールの中身のような人間ですが
お芝居作って誉められると
誰に誉められても
神様に頭を撫でてもらえたように嬉しい。
一緒にやろうって言われると
夢の中で死んだ人に再開できる位嬉しい。
魔女への鉄槌での
3Pの丘
を観てくれた人の中で
台本を読んでみたいと言ってくれた人がいるので
今度朗読会をします。
劇場を借ります。
その人と二人きりでもいいし、
誰がいてもいいと思っています。
僕の愛はいつも何かに汚されていますが、
それは多分特別に不幸な事ではなくて、
むしろ分かりやすくて恵まれているくらいでいいと思う。
だって何かを汚す事でしか慰められないものはあると思うの。
だとしたら、それは悪意ではないと思うの。
汚される事でしか、慰められないものもあると思うの。
あとワークショップします。
10月の17日と25日の夜。
出演者を募集しています。
ゆるい芝居になりましたが、
出演する側にとっては前より忙しいようです。
是非体験してみてください。
高橋でした。
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