おはようございます。
しんろくです。
今日は僕の好きな変態の話を僕の意訳でお伝えします。
むかしむかし
ある所に王さまがいました。
王さまには一人娘がいました。
ある日の夜、王さまは、部下を集めて宴会をしました。
夏の盛りで暑かったので、部下たちは涼を探して遊びました。
水が冷たい 涼なり
風を入れて 涼なり
そして明りを消して暗がりにすると これもまたなんとなく涼なり。
すると暗がりに乗じて、何者かがお姫様にキスをしました。
お姫様は知恵を働かせ、その何者かの冠のヒモをちぎって奪うと
「この中に私にいたずらした者がいます!犯人の冠のヒモを私は持っています!」
と操を守るように言いました。
しかし王さまは「部下の事を信じたいから、犯人探しはしない。みんな、冠のヒモを床に捨てろ」
とお命じになりました。。
かくしてお姫様の機転も虚しく、犯人はわからずじまいに終わってしまったのです。
・・・・後日
王さまは戦争に負け、命も危ぶまれるピンチに陥りました。
前も後ろも敵に囲まれ、もはやここまでと覚悟した時、
どこからか一人の武将が王さまを助けにやってきました。
その武将はただ一人で、天からやってきた守護神のごとく刀を振るい、
槍をさばいては敵を切り、、矢を払っては王さまをかばい、全身を真っ赤にしながらついに王さまを守ったのです。
今にも力尽きそうなその武将に、王さまはお礼を言います。
「お前のおかげで助かった。なのに、お前に報いてやれないなんて。」
武将は笑って答えます。
「いいえ、王さまは私を救ってくださいました。
私はいつか暗がりに乗じてお姫様の唇を奪った変態です。どうもありがとうございました。」
かくして王さまを変態を許した事で一命を取り留めたのです。
おしまい
このお話は
ぜつえいの会
として有名な中国のお話です。
変態を助けると、変態は命をかけて助けてくれると言うお話ですね。(違う)
あと、娘の唇を奪った犯人を探さないで、冷たい父親として娘にトラウマ植えつけるあたり、
王さまも多分変態だったんだと思います(違います)
それか、暗がりに乗じて、王さまも部下に(違います)
以上、HENTAI昔話でした。(ちゃんとした故事です)
しんろくでした。